突然ですが、みなさんは「色恋営業」を受けたことがありますか?
"女性とお話しする屋さん"とかその手の店に行く際、最も気をつけなければならないもので、違法薬物より簡単に人生が崩れてしまうという恐ろしいもの。僕はまんまとそれにハマってしまいました。
色恋営業?
そもそも色恋営業というのは、モテ無さそう異性(所謂チー牛とか)をカモにするにはもってこいの営業方法で、女性が非モテ男性に対して気があるかのような振る舞いを行い、非モテ男性がその女性の振る舞いを本気でやってると信じ込んでしまい、嫌われたくないという気持ちや「いくら払えばやれそう」などというよくない気持ちから平気でお金を巻き上げることができる営業だと僕は思ってる。(諸説あり)
当然、相手からしたらただの営業なので「本当に好きです!」なんて小っ恥ずかしいこと言おうものなら、たとえ非モテ男性にとって一世一代の大勝負だとしても「クソ客」なんて肩書きを与えられた上でインターネットという無法地帯に投げ捨てられるだろう。
"頂きなんとか"とか"なんとか活"とまとめて法律で禁止した方がいいと思う。というかしてくれ。
地元の"女性のお話しする屋さん"
10月某日、仕事上の都合で夏休みが非常に遅かったものの、緊急事態宣言が解除されたこともあって、20年くらい住んでた地元に帰っていた。そこで、同級生の顔がめちゃくちゃ良いイケメンと、地元の"女性とお話しする屋さん"に行って、朝まで遊ぶやつをしようとなった。
この手の店は、指名せずに入ると10分とか20分で女性従業員が変わるので、1時間とかでも3,4人とお話し等することになる。で、夜遅く最後に行ったお店の、最後にお相手させていただいた方が、僕を釣ろうしてきた色恋営業の女性。
初めまして、○○○です〜よろしくお願いしますよろしくお願いします〜
あ、よろしくお願い致します。
お兄さん顔めっちゃタイプなんですけど、絶対もてますよね?
すごく真面目そうな、そういう感じの人めっちゃタイプで、好きなんですよ〜
あっ…はい、ども。モテませんが。
絶対嘘でしょ〜私なら声かけちゃうけどな〜
と、普通にリップサービスっぽいことから入っていったのだが、途中で好きだなんだ無限に言い始めたので「オイオイオイ」となってしまった。正直、可愛らしいというか、整った顔しているので非常に嬉しい。とはいえコミュ障なのでまともに喋れなかったけど。
そもそも、真面目でしっかりしていたら、マッサージ屋さんとかお風呂屋さんとか行かないし、ましてや実家帰った時に朝まで"女の子とお話しする屋さん"回るとかしないと思う。なんて考えながらお話をしていた。そして席についている間は、他の女性が僕に対して行うSERVICEよりも良いSERVICEを受けた。ここでちょっと良いサービスをして差別化を謀った上で、色恋営業で仕留める…頭脳派かよ。頭悪いからそんなの一瞬で釣れちゃうわ。
営業とはいえ、タイプだの好きだの言われるのは気分が良い。えっちゲームで萌え萌えしてるのと同じような感覚?になるし、そして何より「この人、本当に僕のこと好きなんじゃね?」あんて訳のわからないことも思うようになる。性格知らないけど顔はいいし、この人絶対僕に気あるわ。
次の日、地元にいる間にその人ともう一度会いたいかもという非常に良くない気持ちになったので、もともと予約していた飛行機をキャンセルし、翌朝一番早く東京に着くバカたかい飛行機を予約して、本来家に着いているはず時間にそのお店へ向かった。
そこで人生で初めて「指名」というものをしたが、幸いにも指名かぶりはおらず、ずっと席についていただいた。この日は当たり前のように好きだなんだと言われ続け、色恋営業を疑う僕の方が「悪」な気がしてきた。その日は今後、東京から来る際に連絡するためのLINEを交換していただき、終了。お値段はなんと45000円。
ここまでお金を払ってしまった以上、見返りを求めるとかではないけど、後には引けない。
つい先日、国家予算並みの莫大な借金を抱えてしまったばかりなのだが、こればかりは仕方ない。だって「「可能性」」を感じちゃってるわけですから。本気(マジ)の借金力、見せてやるよーーー
ということで、11月上旬、この色恋営業の方と調整した上で、もう一度お店に行きたいと思います。
続く(多分)